「Wind from The NIRAI・KANAI」(ニライ・カナイからの風)というblogを追加しました。
ここのblogに記事だけ載せようかとも思ったのですが、余りにも雰囲気が違うので。 私は沖縄が大好きで、いずれは移住したいという願いもあります。 初めて沖縄を訪ねた時は、あまり海にも興味がなく、単に「日本からでも南十字星が見える」 それだけの事で日本最南端の島・波照間島に行きました。 その後、他の島々や本島に足を運ぶようになり、綺麗な海に心が奪われると同時に、各地に残された 太平洋戦争の傷跡が気になるようになりました。 そして調べたり、現地の老人の話を聞くにつけ、その凄惨な状況を知ったのです。 このblogは、沖縄の美しさと歴史上の悲しみの両方に触れて行こうと思っています。 私も、沖縄を訪れた頃には全くと言って良いほど知らなかったことがありました。 学校では意図的に触れなかったのではないか?と思うほど知らされていません。 明るい気持ちになれない記載もあると思いますので、「見て下さい」とは言いませんが、 できれば、皆さんにも「沖縄で何が・誰の為にあったのか」を知って欲しいと思います。 ニライ・カナイとは・・・ 古来、沖縄の人々は海のかなたに神々の住む島があると考え、そこを「ニライカナイ」と呼び信仰の礎としたようです。 現在でも、旧暦六月に入ると沖縄の村々では、ニライ・カナイから神を招き寄せる祭りが数多く行われています。 しかし、ニライカナイからは穀物を襲う虫など疫虫もやってくるという考えもある、必ずしも「楽園」なだけではないという説もあります。 また、島によっては二ーラ、二ッジャと呼び、海の底深くにある異郷だと考えるところもあるようです。 つまり、「ニライ・カナイ」とは、唯の理想郷ではなく、遥か彼方に存在する人間界とは隔絶された「異界」であり、 人間界の様々な出来事は、ニライ・カナイからやって来る様々な神々によって引き起こされるという「アニミズム」-霊的存在への信仰-を土台に、 神によってもたらされる豊穰と幸福が続き、飢饉や病魔がやって来ないように、との願いを込めた様々な信仰や神事。。。 それがすなわち「ニライ・カナイ」だと言われています。 このテーマには、こちらでコメントはご遠慮下さい。 Wind from The NIRAI・KANAIへお願い致します。 by のこのこ
by eternity2005
| 2005-06-29 03:30
| ★四方山話★
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